
Webマーケーティングの手法の1つとして活用するメールマガジン
ほとんどの人が普通にインターネットを利用しているだけでメルマガ送られてきた経験はあると思います。
特にAmazonや楽天からのメルマガは誰もが見た事があるのではないでしょうか?
そのメールの中でも画像付きのメールを見た事があると思います。
それは「htmlメール」と言われ視覚的な訴求をする上で大きな効果をもたらします。
やはりAmazonや楽天からのメールでもhtmlメールがよく使われています。
しかし正しく効果のあるhtmlメールの使い方をしないと逆効果になる場合があります。
「htmlメール」で効果が出るのは「今すぐ客」だけです。
特に中小・零細企業の場合はhtmlメールを送信するという「戦術」よりも見込み客を育てた上でhtmlメールを送信したら売れる状態にする「戦略」が重要になってきます。
htmlメールとテキストメールの使い分けを把握して最大限に活用しましょう。
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— 仮釈中軍師@MIT-Marketing Labo 編集長 (@AcademyMit) July 13, 2020
視覚的な訴求効果があるhtmlメール
Amazonからの画像付きのメールがそれです
効果絶大です
なぜか?
それは「今すぐ客」だからです
「そのうち客」「まだまだ客」には逆効果になる事があります。
テキストメールとの使い分けを正しく理解する事が肝です
見込み客の種類と違いを理解する

htmlメールは視覚的な訴求をする上で効果がある事は間違いありません。
しかし、配信するメールを何でもかんでもhtmlメールで送ればいいという物ではありません。
特にhtmlメールという物を初めて知った人はそういう勘違いをしがちです。
✅ そのうち客
✅ まだまだ客
htmlメールで効力を発揮するのは今すぐ「客だけ」と判断した方がいいでしょう。
参考記事
▶【潜在顧客】見込み客マーケティングの段階別の種類と集客コンテンツ
今すぐ客
今すぐ客にはhtmlメールがとても効果的です。
理由はその商品やサービスに興味を持っているからです。
今すぐ客は全体の1%~2%程度と言われており母数が低いです。
そのうち客
そのうち客にはhtmlメールとテキストメールの使い分けを戦略的に行う必要があります。
その商品やサービスに興味はあるが今すぐ必要としないというお客さんです。
「押し売り感」を与えない程度にhtmlメールを活用する事です。
テキストメールとバランスを取る事が重要になります。
そのうち客は全体の10%程度と言われております。
まだまだ客
まだまだ客には基本的にはテキストメール中心です。
むしろテキストメールだけでもいいでしょう。
まだまだ客とはその商品やサービスに興味はあるが欲しいとまでは思っていないお客さんの事です。
例えば既にノートパソコンを持っている人が最新のノートパソコンがCMなどで流れているのを見て「いいな~」とは思ってもすぐ買い替えようとは思いません。
現在使っているノートパソコンを買い替えるタイミングが来るまでは期間がかかります。
文字通りまだまだのお客さんです。
こういう人にhtmlメールをバンバン送信しているとスパムと同様の判断をされてメルマガの解除される事も珍しくありません。
まだまだ客は全体の80%以上と言われておりここの攻略がカギを握ります。
メルマガ配信htmlメールで視覚的に訴求

htmlメールは視覚的に訴求し効果を得る為のポイントがあります。
✅ そのうち客にhtmlメール
✅ まだまだ客にhtmlメール
今すぐ客にhtmlメール
今すぐ客はその商品を欲しいと思っている訳ですから最もhtmlメールの活躍できる舞台です。
戦術的にはその商品に興味ある人を集客してランディングページに誘導し目的の商品を販売するという手法があります。
htmlメールの場合はその商品を欲しいと思われる人にその商品のランディングページをメールで送るようなイメージです。
どちらかと言うと攻撃を仕掛けています。すなわちセールスです。
今すぐ客にこそhtmlメールです。
そのうち客にhtmlメール
そのうち客は今すぐ客でなくてもその商品を欲しいと思っています。
今すぐ客になっていなのは、緊急性のないものだったりとりあえず今なくてもいいものだからです。
でも欲しいとは思っているのです。
ここは営業力の見せどころです。
そのうち客に力技営業で攻めると購入してくれるお客さんもいる反面、離れて行くお客さんもいます。
そのうち客にhtmlメールをバンバン送る行為はそれに該当します。
大手は母数が違うのでそれでいいと思いますが、中小・零細企業は資源が知れていますのでそのうち客を育てる事を考えなければなりません。
そのうち客はhtmlメールは程よく送る程度が理想です。
まだまだ客にhtmlメール
まだまだ客には基本的にhtmlメールは送らない方がいいでしょう。
まだまだ客とはその商品やサービスに興味はあるが欲しいとまでは思っていない。
ここでのポイントは興味はあるという事です。
とりあえず興味のあるお客さんを繋ぎとめておくことが重要です。
基本はテキストメールで有益な情報を提供し興味のある商品を忘れられないように時々htmlメールでその商品の画像を視覚いれさせる位がいいと思います。
メルマガ配信テキストメールでお客様を育てる

htmlメールでの効力を生かす為には「そのうち客」「まだまだ客」を「今すぐ客」に昇格させる必要があります。
✅ テキストメールでステップメール
特に中小・零細企業はこれを疎かにしていてはいけません。
むしろこれを中心に戦略を立てるべきです。
参考記事
▶ ブラストメールは顧客導入数シェアNO1のおすすめメール配信システム
テキストメールで有益情報を提供
「まだまだ客」は商品には興味はある訳ですので育てる事によって「今すぐ客」になる可能性をもっています。
特に「まだまだ客」に関してはまだまだ「今すぐ客」になるのは遠いわけですのでセールスしても売れません。
当面の目標は「今すぐ客」にする事ではなく、まず「そのうち客」に昇格させる事です。
その為にはいったんセールスを諦めてテキストメールで有益な情報を与え続ける事です。
例えば商品が化粧品の場合、化粧品のセールスをするメールではなく、
・肌荒れ食生活
・肌荒れ睡眠
などなど美容に関するあくまで関連情報などの為になる情報提供するなどあくまで提供し続ける事がポイントです。
テキストメールでステップメール
「そのうち客」「まだまだ客」と分類して行う必要がありますが、ステップを踏んで「今すぐ客」に近づけていく方法です。
分かりやすいイメージは恋愛です。
特に男性が女性を口説いて交際まで発展させるステップです。
さりげなく話をして軽い接触を繰り返し食事に誘ってプレゼントしてデートに誘って交際に発展させる。
というステップを踏みます。
これと流れは一緒で「まだまだ客」から「そのうち客」へそして「今すぐ客」昇格させるための手段を講じるのです。
もちろん百発百中なんてことはありませんが、出来る限りアベレージをあげる戦略は必要です。
メルマガ配信はリスト集めが一番重要

メール配信する為にはメールアドレスの収集が必要です。
言うまでもありませんがWeb上から集めた不特定多数のメールアドレスに配信する行為は論外です。
仮にやったとしても成果は全く出ない上にそもそも違法行為です。
✅ランディングページへの集客
では、資産と言っても過言ではない見込み客のメールアドレスのまともな集め方を説明します。
ランディングページでリスト集め
まずは王道です。ランディングページを作ります。
ランディングページとはセールスの為のWebサイトです。
そのランディングページでメルマガに登録したくなる様なセールス記事を書いて下さい。
これが下手クソならリスト集めが出来ませんので上手く作れない人はプロに作ってもらって下さい。
ここでの目的の着地点はメルマガに登録してもらう事です。
もしかしたら売れるかも知れないからついでに商品の紹介も!などという考えは完全にNGです。
目的は商品販売ではありませんので決して売ろうとはしないで下さい。
参考記事
▶ ペライチは素人でも簡単にランディングページが作れるサービス
▶「メール商人」は簡単にランディングページが作れるメール配信システム
ランディングページへの集客
ランディングページを作っても集客出来なければ無意味です。
しかしランディングページはSEOに弱いですのでSEOでの集客は諦めて違う手段を考える方が合理的です。
その手段とは
✅ オウンドメディアで集客
✅ PPC広告で集客
主にこの3つで集客する事をおすすめします。
Twitterで集客
Twitterはお金のかからない集客方法です。
Twitterではプロフィールか、固定ツイートの欄で紹介してランディングページのURLを貼って下さい。
日々のツイートで情報発信してランディングページをクリックしてくれる人を開拓します。
重要な集客第一弾ですのでバカみたいなツイートはしないで、あくまで一貫性をもってツイートして下さい。
又、フォローバック狙いのフォローは不要どころか逆効果になる事もあります。
フォロワーが居なくても我慢してツイートし続けて下さい。
オウンドメディアで集客
オウンドメディアはお金のかからない集客方法です。
もちろんドメイン代・サーバー代はかかりますがそんなの微々たるものです。
オウンドメディアでの集客は最も品質の高い見込み客を運んできてくれます。
それはお客さんがオウンドメディアまで辿り着くまでの行動を考えればよくわかります。
ますお客さん何かを知りたくてもしくは興味を持って検索します。
そしてそのキーワードで検索してオウンドメディアに来ている訳ですから興味があるという事です。
興味ある人を興味のあるランディングページに飛ばすという事ですので、メルマガ登録してくれる可能性が高い上に品質もいいと言えます。
その為にはオウンドメディア自体を魅力のある構成で作り、検索上位表示させるためのSEO対策も必須となります。
参考記事
▶ オウンドメディアの作り方と効果のでる集客目的の運営方法
PPC広告で集客
PPC広告はGoogle広告やヤフープロモーション広告など検索エンジン連動型のもので、集客の即効性があり効果も抜群です。
しかしお金がかかりますので予算次第で検討してみて下さい。
PPC広告での集客はお客さんが興味をもって検索したキーワードの検索結果に表示されます。
その広告をクリックして流入、しかも直接ランディングページに流入して来るのでコンバージョン率が最強です。
予算次第でやる価値はあります。
まとめ
テキストメールとhtmlメールの使い分けは直接売り上げや、LTV(顧客生涯価値)に関わってきます。
使い分けは企業規模など見込み客の母数にもよって考え方が変わってきます。
しかし、LTV(顧客生涯価値)を考えるのであれば「まだまだ客」から大事に育てていく必要があります。
メルマガ配信のリスト集めはランディングページの作りで左右されます。
ランディングページはパーフェクトの作りにしてTwitter、オウンドメディア、PPC広告を使って集客する。
参考記事
▶ ペライチは素人でも簡単にランディングページが作れるサービス
▶「メール商人」は簡単にランディングページが作れるメール配信システム