
Web上でユーザー向けに有益な情報を無料で発信したり、無料相談コーナーなど今では特にめずらしい事ではありません。
それって儲けにならないじゃないか!
と思った事ありませんか?
その通りで少なくともその地点では利益がないどことか経費だけかかります。
しかし、まさにそれが潜在顧客の集客手段なのです。
こういう潜在顧客の集客はWebマーケーティングでは珍しくもない普通の戦略の1つですが、昔からアナログで普通にやっていた手法です。
種類によってはインターネットの普及と共に消えていきましたが、今だ健在のものもあります。
潜在顧客の集客の基本はアナログ時代とビジネスモデルは一緒です。
見込み客の集めのポイントは、売れる前の段階でユーザーを満足させ信頼を得る事です。
オウンドメディアで潜在顧客集客の記事

オウンドメディアという定義は色々ありますが、ここでは自社で運営するユーザー向け情報サイトと定義します。
✅ 誰にでもわかる説明
✅ ユーザーが満足する
✅ ターゲット選定
そもそも潜在顧客ですので、直ちに売り上げにつながるのが目的ではありません。
セールスの記事は不要です。
誰にでもわかる説明
ユーザーが満足するとは分かりやすい説明です。
オウンドメディアと言えば難しい言葉を使うイメージがあるかも知れませんが真逆です。
理想はhow-to方式です。
専門用語を極力使わず不要な部分の余計な説明を省き、出来れば中学生レベルでもわかるような文章にする事が重要です。
もっと言えば、バカにでも伝わるような構成にしましょうという事です。
間違っても、簡単な事をいちいち難しく説明している公的機関の様な文章にはしないで下さい。
ユーザーが満足する
同じ行動でも言い方によって見え方が変わってきます。
・我社はユーザーが満足して喜ぶ顔が見たい!その結果売上につながればいい!
・我社は儲けたい!その為にはユーザーが満足して喜ぶ状況を作ってやる!
この2つ前者は、こう言えば世の中的に好感度は高くなるでしょう。
しかし違う角度で言い方を変えると後者になります。
特に大手企業がこんな事言ったら直ちに叩かれるでしょう。
私の経験上、経営者の本音は後者の人が圧倒的に多かったです。
しかし表向きは前者のふりをします。
何を言いたいのかと言うと、どちらも実際にやる施策は一緒という事です。
その施策とは、ユーザーが満足して喜ぶコンテンツを作るという事です。
ターゲット選定
では実際にユーザーが満足するコンテンツにする為に、ターゲット選定します。
ターゲットは潜在顧客と予想される見込み客ですが、もうちょっと深堀します。
見込み客とは今すぐ購入する人ではない。
となると
行動
1、商品やサービスを探している人
2、お店や会社を探している人
3、情報を探している人
この中で言えば基本には3という事になります。
情報を探していいる人はその情報を知りたいだけで購入する意思はありません。
しかし、その情報を調べている訳ですから興味はあるという事になります。
すなわち、そのうち購入してくれるかも知れない見込み客という位置づけになります。
これが潜在顧客です。
そのターゲットに対して自社で扱っている商品に関する満足できるような記事を書くだけです。
オウンドメディアでの記事のSEOに対する考え

ブログとして記事を書く場合は、常にキーワード選定が重要になってきます。
しかしオウンドメディアでの記事は必ずしもそう言えません。
✅ SEOを意識した記事
✅ SEOを無視した記事
✅ SEO記事:まとめ
集客重視の記事とタイトル重視の記事がイコールとは限りません。
SEOを意識した記事
検索エンジンからの流入を目的とした記事を書く為にはSEOを意識する必要があります。
その書き方は
SEOを意識
・ターゲットと決める
・キーワード選定
・コンテンツを書く
の手順になります。
キーワードはキーワードプランナーなどで検索ボリュームを調べた上で、需要のあるものを意識的に使用する事です。
SEOを無視した記事
SEOを無視するというよりもタイトルを優先するという考え方です。
ユーザーが興味を持つようなタイトルにします。
その結果、そのキーワードで検索されない様なタイトルになってもいいという判断です。
しかしターゲットに対してコンテンツを書くという事に関しては同じです。
これはSEOを意識するが為に不自然なタイトルになってしまう事があるからです。
だったらSEOを無視してでも、ユーザーが興味を示してクリックしたくなるようなタイトルにする事を優先しましょう。
という事です。
SEO記事:まとめ
SEOを意識した記事とSEOを無視した記事のバランスが大事になってきます。
極端に言うと、全部が全部SEOを無視した記事だと検索流入がありません。
よって集客出来なくなります。
ブロガーのようにキーワードを調べてからタイトルを決めるのではなくその逆です。
タイトルを決めてからキーワードを調べて、結果的にどっちに該当するかという事です。
そして結果的にSEOを無視したタイトルが多い場合は、意識的にSEOを意識した記事を書いて行く必要が出てきます。
目的によって一概には言えませんが、オウンドメディアとしては半々でもいいと思います。
まとめ
☒オウンドメディアで潜在顧客集客の記事
ターゲット選定してそのユーザーが満足するような内容の記事を誰にでもわかる説明する。
☒オウンドメディアでの記事のSEOに対する考え
ブロガーのようにキーワードにこだわり過ぎないようにする事。
SEOを意識した記事とSEOを無視した記事のバランスが大事。
目的によって一概には言えませんが、オウンドメディアとしては半々でもいいと思います。
また、オウンドメディアには広告を掲載しているサイトもありますが、メインの目的ではないことがほとんどです。
広告を掲載しても構いませんが、影響の出ない程度に留めておくことです。