
オウンドメディアとは会社のコーポレートサイトや事業サイト、ブログ、ECサイトの事を示します。
しかし現在、一般的には情報発信で検索流入を目的としたものの事をオウンドメディアと言っている印象を受けます。
大手企業で発信しているブログもオウンドメディアと呼んでもいい部類に入ると思います。
オウンドメディアの主な目的は集客です。
しかし中小・零細企業はかなりの比率でオウンドメディアをやっていません。
なぜやらないのか?
おそらくオウンドメディアって何かって事自体わからない人が多いのではないでしょうか?
オウンドメディアをやっているつもりだが内容が日記などという物はあります。
それだと言うまでもなくオウンドメディアとして機能しません。
オウンドメディアという物の作り方と運営方法をしっかり学ぶ必要があると思われます。
広告予算に限りのある中小・零細企業であるほどオウンドメディアの運用をして活用するべきと考えます。
#オウンドメディア #ブログ初心者 #ブログ書け
— 仮釈中軍師@MIT-Marketing Labo 編集長 (@AcademyMit) July 12, 2020
オウンドメディアって何?
オウンドメディア=ビジネスブログ
との解釈でOK
主な目的は情報発信し検索流入での集客です。
しかし中小・零細企業はかなりの比率でオウンドメディアをやっていません
小さな会社ほどオウンドメディアの運営は必須です
オウンドメディアとブログ何が違うの?

オウンドメディア情報発信で検索流入を目的ってブログと何が違うの?
って事になりますけど、オウンドメディアもワードプレスで作っているものが多く見た目はほぼ一緒です。
✅ オウンドメディア
✅ 違いのまとめ
オウンドメディアとブログの違いはモノではなく内容です。
ブログ
ブログと言えば日記と思っいる人もまだまだいます。
私が「今日はブログ書くから帰る」と言ったら
お前ブログなんかやってんのか?意外だな!と笑われた事がありました。
これなんか完全に「ブログ=日記」と解釈しているのがよくわかります。
元々ブログという物は日記の為に出来たようなものだからです。
ところが企業が集客ツールとして活用し始めてビジネスブログという呼び方が出てきました。
そうです!ビジネスブログ=オウンドメディアです。
オウンドメディア
オウンドメディアとは情報発信で検索流入を目的としたメディアです。
記事が蓄積されていきますのでその効果はまさに資産価値があると言えるでしょう。
概ねビジネスブログ=オウンドメディアの解釈で問題ありません。
しかしさすがにオウンドメディアでアメブロとかライブドアブログのような無料ブログを使っている人は見た事がありません。
大手企業では独自のCMSで構築しているケースが多いのですが、中小・零細企業はほぼワードプレスでオウンドメディアを運営しております。
冒頭で申し上げた「中小・零細企業はかなりの比率でオウンドメディアをやっていません」
というのは正確に言うとやっていないのではなく出来ていません。が正しいかも知れません。
そうです。オウンドメディアとは称してますが内容が日記になっているものが多いからです。
違いのまとめ
オウンドメディアとブログの違いは書いている内容です。
適当に何んでも書いているのがブログで、特化した内容で目的をもって集客など有益な情報発信しているものがオウンドメディアという解釈でいいと思います。
個人ブログでも特化した内容でオウンドメディアと呼んでもいいようなものもあります。
中小・零細企業、個人業こそオウンドメディアをやるべきです。
現在、Web上で目にするオウンドメディアはほとんどはワードプレスで作っております。
すなわちブログを1つ作るという事ですので作るだけなら誰でもできます。
参考記事
▶ 簡単ワードプレスのダウンロードをスクリーンショットの画像で説明
オウンドメディア作成はまず目的を決める

オウンドメディアに限らずなんですが最初に決めるべきは目的です。
目的が曖昧だとろくなものが出来ません。
✅ 見込客集め
✅ 商品・サービスの販売
✅ 作成目的のまとめ
目的が決まらないとターゲットも決められません。
ブランディング
自社で扱っている商品やサービスを知ってもらうのが主な目的です。
中小・零細企業は無名です。
扱っている商品やサービスに関連する有益な情報発信する事で検索流入させ、会社名も知ってもらうという流れです。
基本的にブランディングは実績ありきですので、Webマーケーティングとしては最初に率先してやるものではありません。
見込客集め
将来、自社の商品やサービスを購入してもらえる可能性のあるお客さんを集客する事が目的です。
「そのうち客」「まだまだ客」を集めリスト取りと言われるメールマガジンやLINE公式への登録を促す内容が主になります。
中小・零細企業が安定した売り上げを継続し続ける為にはとても重要な役割を果たします。
顧客に有益な情報を与え続けて育てて行く事で、何れ自社の商品やサービスを購入してもらえるかも知れません。
商品・サービスの販売
自社の商品やサービスを購入してもらう為の集客ツールとしての活用です。
自社の商品やサービスに関連する記事を書いて検索エンジンからの流入を狙います。
オウンドメディアに流入してきたユーザーをランディングページやECサイトなど販売する為のセールスサイトへ導線でつなぎます。
この場合のオウンドメディアの役割はユーザーを集めてセールスサイトへパスを出すような感じの役割です。
作成目的のまとめ
目的はいろいろあると思いますが共通して言える事は、扱っている商品に関連する有益な情報発信する事で検索流入させるという事です。
検索流入なので検索上位させないと流入もないという事になります。
集客出来ずしてビジネスは成り立たないという事ですね!
オウンドメディアのターゲットを決めて設計

オウンドメディアはターゲットを明確に設定しないと効力が出ません。
それどころか設計に入れません。
✅ オウンドメディアの記事設計
Webマーケーティングはターゲットを決めるは基礎中基礎です。
オウンドメディアのサイト設計
ターゲットに基づいてカテゴリを決めます。
カテゴリは後で追加も出来ますが無駄に増やしすぎないようにしましょう。
後は使う予定のタグも決めておきましょう。
タグに関しては記事作成後に考えてもいいでしょう。
オウンドメディアの記事設計
記事を書く前にやらなければいけない事はキーワードを洗い出す作業が重要となります。
まずは関連するキーワードをラッコキーワード(旧関連キーワードツール)で調べて下さい。
これで関連キーワードをピックアップして、そのキーワードで何記事位記事を書けるか又検索ボリュームはどれ位あるか調べて記事のタイトルや見出しまで作成して下さい。
オウンドメディアの記事作成

ブログなら記事作成は自分でやるのが当たり前ですが、オウンドメディアは企業がやっているのが前提ですのでライターを使う事も選択肢として考えられます。
いづれにしても記事のクオリティはダイレクトに検索順位に影響しますので手抜き厳禁です。
✅ ライターを使って記事作成
✅ 記事作成のまとめ
記事は誰が書くかよりも正しい書き方が出来ているか否かです。
自社担当が記事作成
記事作成は自社の担当が書くのが理想です。
問題はそのクオリティなのですが、その担当者はライティングが上手いとは限りません。
でもしょうがないです。
又、仮に上手いとしても読んで貰える様な記事が書けるとは限りません。
読んでもらえる記事の書き方「PREP法」を使いましょう。
「PREP法」に当てはめて書いて行けば慣れれば上手くなります。
なのでとりあえず下手でも気にしないで実行です。
ライターを使って記事作成
自社で記事を書ける人がいないからライターを使うという考えは失敗する典型的なパターンです。
なぜならライターの書いた記事が上手く見えてしまうからです。
クラウドワークスとかでライターを使う企業も多いのですが、基本的にそういうライターは素人です。
素人が一生懸命調べて書いてきますのでそれなりには仕上がります。
しかしそれをそのまま投稿しているようだと検索上位表示は無理だと思います。
必ず編集して下さい。
編集する為には正しい書き方の出来る人が編集する必要があります。
そういう人がいない会社は、誰かが担当して書いて覚えてください。
記事作成のまとめ
記事は誰が書くかよりも正しい書き方が出来ているか否かです。
上手い下手に関してはいづれは慣れて上手くなります。
これは間違いありません。
自社の担当が書くにしろライターを使うにしろ共通して言える事は正しく書けているか否か判断出来る人がいるかの方が大切になります。
「PREP法」を覚えて下さい。
簡単です。
参考記事
▶【PREP法】ブログ記事の書き方の基本!読んでもらえる記事の文章構成
オウンドメディアの運営

運営はまずは可能な限り良質の記事をドンドン投稿して数を増やす事です。
良質のの記事を書けているか微妙な人でも気にする必要はありません。
リライトで修正していくのです。
✅ 内部リンク強化
✅ 導線でつなぐ
✅ 記事の追加
✅ 記事のリライト
オウンドメディアで効果を出すには運営をし続ける程成果に反映されてきます。
効力が出てくるのは
オウンドメディアとして効果が出てくるのは3ヵ月~6ヵ月です。
ブログの場合は6ヵ月~12ヵ月と答えていますが、これはあくまで企業が毎日複数の記事を投稿するという事が前提です。
又、その期間が経てば必ず上位表示される訳ではないという事は言うまでもありません。
良質の記事が書かれているかどうかで大きく変わります。
内部リンク強化
記事が増えてきたら関連記事を内部リンクしましょう。
内部リンクする事での効果はユーザーの回遊を促して滞在時間を上げる事ができます。
滞在時間が長くなる。つまりSEOの指標の1つでもあります。
但し関連のないものを無理に内部リンクしたりするのは逆効果になりますのでやめましょう。
導線でつなぐ
オウンドメディアで記事を書いて目的の物に導線でつなぎましょう。
目的とは
☑ ブランディングの場合
コーポレートサイトや事業サイトに飛ぶようにリンク設置
☑ 見込客集めの場合
ランディングページなどのメールマガジンやLINE公式に登録してもらうページへのリンク設置
☑ 商品・サービスの販売の場合
ランディングページやECサイトなどへ飛ぶようにリンク設置
参考記事
▶ 【導線でつなぐ】ブログで稼ぐには集客記事からキラーページに誘導させる
記事の追加
記事を追加すればするほど力が貯えられますので日々欠かさず記事投稿するよう心がけましょう。
オウンドメディアは記事がいっぱいあってこそ本来の役割を果たすメディアです。
記事のリライト
とりあえず投稿した記事が3ヵ月経過した記事で狙ったキーワードで上表示されていないものはリライトしましょう。
目安は検索順位20位以下の物です。
つまり、検索順位20位(2ページ)以内は合格です。
又、検索上位表示されているものでもリライトの余地がある場合はやってください。
自身で書いた記事の場合、リライトの時よくわかる事があります。
3ヵ月前は記事書くのが下手だったという事を。
それはこの先毎回リライトする度に感じると思います。
すなわちライティングが上達している証拠です。
まとめ
オウンドメディアとは、ちゃんと目的をもって情報発信しているビジネスブログと同じという考えでいいと思います。
✔オウンドメディアの作成は目的を明確にする
↓ ↓ ↓
✔目的に対してターゲットを決めてサイト設計する
↓ ↓ ↓
✔記事を投稿する
↓ ↓ ↓
✔記事から目的の物へ導線でつなぐ
↓ ↓ ↓
✔記事のリライトする
↓ ↓ ↓
✔常に記事の追加をする
この流れの繰り返しで日々そして長期的に効力が発揮されます。
中小・零細企業、そして個人業はやらない選択肢はないと思います。