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Google広告などSEOよりも即効性があるPPC広告で成果を出せないWebサイトの原因


Googleが提供している「Google広告」やYahooで提供している「Yahooプロモーション広告」などいわゆるリスティング広告とかPPC広告などと呼ばれている広告使った事ありますか?

特に新規顧客の獲得においてWeb集客でこれに勝るものは無いと断言できます。

クリック課金でお金はかかりますが、まさに最強をいえるでしょう。


つまりPPC広告で成果が出ない=他の手段でも成果は出せないという事になります。


よってPPC広告でお金だけかかって成果が出ていない会社は大至急改善しないと経営そのものの危機になりかねません。

問題点を把握して手を打てば必ず改善出来ます。


ここでのポイントはPPC広告で成果が出ないけど料金が発生しているという事です。

すなわちクリックされてWebサイトには来ているという事になります。

Webサイトに来ているのに成果が出ないという事に着目すれば自ずと改善点が見えてきます。

こんにちは、MIT-Marketing Labo管理人の@AcademyMit齊藤です。
Google広告などのPPC広告で成果が出ないのはPPC広告が悪いのではなく他に問題があるという事に間違いない!
先日、下記のツイートをしました。

PPC広告がなぜ最強と言えるのか?


Google広告やYahooプロモーション広告などのPPC広告は「検索連動型広告」と「コンテンツ連動型広告」があります。

ここでは検索連動型広告に絞って説明します。

✅ 検索エンジン連動型
✅ ダイレクトに狙いの記事へリンク

お金さえ払えば必ずアクセスが来るのがPPC広告です。


検索エンジン連動型

PPC広告は検索エンジンの検索結果の上か下に表示されます。

検索エンジンで何かを検索しているという事は、目的をもって何かを探しているという事です。


つまり、その検索結果に表示されるものは検索ユーザーの質問に対しての回答になります。

そうなるとやはり上位に表示されているものが優先的にクリックされます。

このPPC広告はSEOで上位表示されていなくても、お金さえ払えば上位に広告表示させられます。

ダイレクトに狙いの記事へリンク

基本的は目的のコンバージョンを得る為にランディングページを作りそこへアクセスさせる施策を考えます。


その為、オウンドメディアなどで集客記事を書いて集客しランディングページに流します。

・検索エンジン
 ↓ ↓ ↓
・集客記事
 ↓ ↓ ↓
・ランディングページ


しかしPPC広告の場合は検索結果に表示される広告から直でランディングページに流せます。

・検索エンジン
 ↓ ↓ ↓
・ランディングページ


これら2つを見ると分かると思いますが、ワン工程省略されるという事です。


SEOの場合は集客記事で検索上位表示させ流入させて、更にその記事からランディングページに飛ばさなけらばなりません。

という事は、集客記事からランディングページに来るとは限らないという事になります。


それと比べてPPC広告の場合はリンク先を直接ランディングページに指定出来ますので、クリックされるイコール必ずランディングページに来るという事になります。

このようにPPC広告はSEOと比べても有利に目的に近づけます。


成果が出ない理由:PPC広告の運用を間違っている


SEO知識が無い人がPPC広告を初めて利用した場合に多く見受けられる事があります。

キーワード選定と広告のリンク先に問題があるケースです。

✅ キーワード選定
✅ 広告のリンク先

SEO対策が出来る人なら間違える事はないと思いますが時々、このミスが目に止まります。


キーワード選定

キーワード選定のポイントは、ターゲットに向けてのキーワードを選ぶ事と、そのキーワードがそもそも検索されているのか検索ボリュームを調べる事です。


そもそも検索ボリュームの低いキーワードは成果は出ないがダメージもそれほどありません。

検索されないのでクリックもされないからです。


一番危険なのは、検索ボリュームの大きいキーワードで間違える事です。

ここを間違えていたら広告料だけかかって成果が出ません。


車の修理屋の場合

この業種でキーワードを「車屋」「車 修理」にしたとします。

まず「車屋」にした場合、まず検索ユーザーのターゲットが全くわかりません。

車を買いたい人なのか、車を売りたい人なのか、車を修理したい人なのか判断出来ません。


では「車 修理」ならどうでしょうか?

これでも不十分です。


そもそも修理ですから、北海道の人が沖縄の修理工場には行きません。

この様な業種は地域名でも絞る必要があります。


「○○市 車 修理」が理想です。

とにかく検索ユーザーがどういう意図で何というキーワードで検索して来るかをイメージすれば解決出来ます。

広告のリンク先

これも意外とある間違いです。

PPC広告の大きなメリットの1つはランディングページなど目的のページにダイレクトでリンク出来るという事です。


なのに、わざわざWebサイトのTOPページにリンク先を指定しているケースです。

ユーザーがそのサイトに来てから目的のページを探さなけらばなりません。


これって不親切ですよね!

探すのが面倒くさいので離脱率を促す結果になります。

成果が出ない理由:Webサイトに問題がある


これはあなた自身も検索ユーザーとして経験のある事だと思います。

✅ LPのクオリティが低い
✅ メールフォームが使いにくい

ポイントは見にくい、分かりにくい、使いにくいです。

LPのクオリティが低い

リンク先をランディングページにした場合のケースです。

まず、ランディングページで何を言おうとしているのかがわからないなど、とにかく分かりにくいランディングページだと読む気が無くなります。


そもそもランディングページは優れた営業マンである必要があります。

これがショボイのはせっかくの集客が無駄になります。


参考記事
ペライチは素人でも簡単にランディングページが作れるサービス


メールフォームが使いにくい

これもだいたいの人は経験ありますよね!

いざ申込しようと思ったけど申込フォームが使いにくくて面倒くさくなって申込やめた!


という経験ありませんか?

ここは手抜き厳禁です。


フリーの無料メールフォームは基本的にダメです。

無料で使える簡単メールフォームなどは、簡単な問い合わせなどに利用するには便利ですがランディングページとかでは使うべきではありません。


ストレスフリーです。サクサクと使いやすいフォームでコンバージョンは劇的に変わります。

メールフォームにはこだわるべきです。


参考記事
「メール商人」は簡単にクオリティの高い入力フォームも作れるメール配信システム


成果が出ない理由:コンバージョンの目標設定に問題がある


何をコンバージョンと定めるかで当然コンバージョン数が変わってきます。

その目標設定を間違えていませんか?

✅ ハードルが高すぎる
✅ ターゲットが定まっていない

資料請求がくる事がコンバージョンと定めるのか購入をコンバージョンと定めるのではハードルの高さがまるで違います。

ハードルが高すぎる

主に高額商品や今すぐ必要ではないものの購入をコンバージョンと定めた場合に起きるケースです。

高額商品で言えば住宅販売などです。


さすがにそういう会社はないと思いますが、これらをWeb上で販売を完結させるのには無理があります。

よってコンバージョンは資料請求か展示場等への来場にするのが理想です。



今すぐ必要ではないものに関しては、ケータリングサービスなど急ぎの要素が低いものです。

例えばこの様な業種で申込を促すランディングページで申込フォームしか設置されていない場合はどううなりますか?

今すぐ必要な人しか申込しません。


「今すぐ」必要ないけど「そのうち」と考えている人を逃す事になります。

この場合はハードルを下げれば「そのうち」をターゲットにしてメルマガ登録や資料請求をコンバージョンと定める事で見込み客を作れます。


業態によっては申込をコンバージョンと定めるか、メルマガ登録や資料請求をコンバージョンと定めるかがカギになります。

その為には、潜在する見込み客を把握する必要があります。


参考記事
【潜在顧客】見込み客マーケティングの段階別の種類と集客コンテンツ


ターゲット定まっていない

ランディングページの重要性を理解していればこの様な事はまずないと思いますが、リンク先に欠陥があるケースです。

例えばお肉の通販と兼業でリフォーム屋をやっている会社があるとします。


PPC広告でリフォームの広告を出してクリックして表示されたページにリフォームの事とお肉の通販の両方を載せておくというやり方です。

Webマーケーティングを知らない素人がよくやる行為です。


もしかしたらお肉を買ってくれる人がいるかも知れない!という欲張りな考えからです。

完全に逆効果になります。

ユーザーがそのページに辿り着く経緯を考えてみてください。


リフォームで検索してきている人に肉ですよ!

ユーザーには目的のもの以外に一切、目を触れさせない為にランディングページを使っているという事を忘れないで下さい。

まとめ

PPC広告は効果が無い!と言ってた人達!

わかりましたか?


PPC広告がダメなのではなく、あなたの運営がダメだったという事が!


PPC広告で課金されているという事は、あなたが指定したURLのWebサイトには来ているという事。

という事は、問題は「集客」ではなく「接客」にあるという事になります。


すなわちPPC広告以外でSEOで検索上位表示されたとしても同様の現象がおきます。

最もその様なサイトは滞在時間も短いでしょうから検索順位も下がって行くでしょう。


PPC広告で成果が出ないWebサイトは何をやっても成果を出す事が出来ないと断言できます。