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Web集客の基礎、中小・零細企業の社長はターゲットを絞る事に否定的


Webマーケティングに関わった事のある方はターゲットを絞る事の重要性は理解していると思います。

私の実体験でも実感している事は、多くの中小・零細企業の社長はターゲットを絞る事に否定的であるという事です。


それはなぜか?

ターゲットを絞るという事は、見込み客の絶対数が減る=売上も減るという見方をしているからです。


この業種に関してはターゲットは万人だから絞る必要ない!

俺の方がこの業界詳しいんだから間違いない!

と、高いプライドをもって反論してきます。


これがWebマーケティングを実行する前の段階で大きな壁です。

この現象はWebマーケティングのプロとして中小・零細企業に訪問した経験のある方はよく分かると思います。

Webマーケティングにおいてターゲットなしで戦略を立てるのは不可能と言えます。


ターゲットを絞る必要ない!

と言っている人も、意外と無意識のうちにある程度ターゲットは絞れていたりもします。

まずはターゲットを絞る理由を知れば理解出来るのではないでしょうか?

こんにちは、MIT-Marketing Labo管理人の@AcademyMit齊藤です。
ターゲットを絞ると見込み客が減ると思いますか?
先日、下記のツイートをしました。


ターゲットを絞ると絞らない時の違い


ターゲットを絞ると絶対数が減ると思いがちですが、ターゲットを絞った方が見込み客が集まるという現象があります。

✅ ターゲットを絞らない場合
✅ ターゲットを絞った場合
✅ ターゲットまとめ

ターゲットを絞らないとWebでアクセスを集めにくいという事態が発生します。

↓例えばバーベキュー場の集客の場合↓

ターゲットを絞らない場合

バーベキュー場がターゲットを絞らないで集客行う場合は、基本的なホームページを作って後は何もしない。

以上で集客の施策は終了です。


ターゲットを絞らないという事は、どういうお客さんにアプローチをするという発想がないという事です。

ここを知るきっかけはこのバーベキュー場をWebでたまたま見つけた人です。

このホームページ辿り着く経緯から考える

ここのホームページで存在を知って来るお客さんが、どういう行動を取ってこのホームページに辿り着いたかを考えてみて下さい。

考えられるのは「地名+バーベキュー場」で検索したのでしょう。

それ以外はちょっと考えにくいです。


例えば奥多摩でバーベキューをやりたいと思ったお客さんが「奥多摩+バーベキュー場」で検索して発見した。

という経緯でしょう。

すなわち奥多摩を限定してバーベキュー場を探した人に限定されます。

ターゲットを絞った場合

バーベキュー場がターゲットを絞って集客した場合は、まずは同じく基本的なホームページを作ります。

それプラス、ターゲットに向けた記事を書きます。


ここではバーベキュー場の差別化の出来る武器を使いターゲットに発信します。

これは設備によって謳い文句は変わってきますが、手ぶらで行けるバーベキュー場などターゲットに向けて発信します。

これにより、この様なキーワードで検索してあなたのホームページにアクセスさせる事が出来ます。

このホームページ辿り着く経緯から考える

では同じく、お客さんがどういう行動を取ってこのホームページに辿り着いたかを考えてみて下さい。

・地名+バーベキュー場
・手ぶら+バーベキュー場
・地名+手ぶら+バーベキュー場

これらのキーワードで検索してホームページを発見したという事が想定されます。

この様にターゲットを絞る事で、集まるお客さんが増えます。

ターゲットまとめ

上記の例を見てもわかる通り、ターゲットを絞った方が結果的に集客出来ます。

何が違うかわかりますか?


基本的なホームページを作る所までは同じです。

しかしターゲットを絞る側はホームページとは別にターゲット向けに個別に発信しています。


この発信の矢をあらゆる角度で飛ばす事で、数々のキーワードでの検索流入させる施策が可能になります。

ターゲットがないと、これが出来ないという事になります。

ターゲットを絞る理由


ターゲットを絞るだけで認知されやすくなるとか、客数が増えるとか顧客満足度が上がるなどありきたりな事はもう聞き飽きたと思いますので違う角度でメリットを説明します。

本当の狙いはWebで集客しやすくする為にターゲットを絞る必要がある。

という解釈です。

✅ ターゲットを絞る集客
✅ 別のターゲット層にも横展開

ターゲットを絞らないでお客さんを増やすためにはテレビCMするしかないのではないでしょうか?

ターゲットを絞る集客

ターゲットを絞るという事は狭く深く追求するという事です。

上記のバーベキューの例でも、商品やサービスの差別化が集客するにあたっての武器になります。


このケースの場合その武器は「手ぶら」です。

そうすればその「手ぶら」というキーワードを武器としてWeb上で記事を書き検索流入を狙えます。

当然その分アクセスが増えます。


さらに「地名+手ぶら+バーベキュー場」で検索したお客さんは、その地域で手ぶらで行けるバーベキュー場を探している。

と想定出来ます。

これで、その地域の「手ぶら」に絞られます。


お客さんはその中からの選択する可能性が濃厚と言えるでしょう。

その地域に「手ぶら」がなかったらあなたの独占場です。

別のターゲット層にも横展開

まずはターゲットを絞って勝てる勝負だけをするのが理想です。

しかしまだまだ狙える所があります。

「手ぶら」ですが、絶対に手ぶらじゃなければダメなのか、持ち込みは可能なのか?

と言う点です。


人によっては食材や機材は自前の方がいいと考える人も少なくありません。

又、機材だけはとか炭だけはなど、詳細が多ければ多いほど、そのキーワードで記事作成して発信出来ます。

その様に横展開出来るのもターゲットを絞る事で発掘出来ることがあります。

まとめ


いかがですか!

ターゲットを絞る事で見込み客が増える原理を理解出来ましたでしょうか?

ターゲットを絞る事で集客する為のキーワードが生まれてきます。


そのキーワードが多ければ多いほど記事数が増え、ホームページへの入り口が増えます。

まさにターゲットを絞る事でそれぞれのキーワードに関する矢の本数が増えて結果的にターゲットが増えます。

まずはターゲットを絞って、色々な角度から矢を放つ戦略を打てば集客の絶対数が増えていくという事になります。