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在宅副業で稼ぐ「アフィリエイトの歴史」を紐解く

今や在宅副業の定番ともいえるアフィリエイトは、インターネットの誕生や普及と共に発明され、そして定着した歴史があります。

アフィリエイトのビジネスモデルはいったい誰が考えたものなのか、またいつ頃から一般的に利用されるようになったのか考えた事ありますか?

こんにちは、MIT-Management Academy管理人の@AcademyMit齊藤です。
アフィリエイトというビジネスモデルはいつ頃、誰が考えたんですかね?
先日、下記のツイートをしました。

アフィリエイトの先駆者は

原型とされるビジネスモデルはアメリカの発祥で、パソコンが普及するきっかけとなったWindows発売の翌年、1996年頃にまで遡ります。

最初に登場したと認められているのは、日本でもお馴染みのアマゾンが始めたアソシエイト・プログラムです。

商品を紹介して販売に繋がると紹介料がもらえる、その魅力が瞬く間に広まり、定着する要因になったといえるでしょう。

商品販売に繋がる活動で報酬が得られる、そういったビジネスはそれ以前にもありましたが、インターネットが普及してから特に一般化したと考えられます。

アフィリエイトの魅力

気軽に始められて自分のサイトやブログが収入源になる、これがアフィリエイトの魅力と言えるでしょう。

初期の頃はまだ日本国内ではマイナーでしたが、アメリカでは既に先行して、ASPのLinkShareも参入を果たしています。

日本は数年遅れで1999年に輸入され、これまでとは違う新たな在宅副業として注目を集めました。

1996年に誕生したレンタルサーバー事業のバリューコマースは、1998年にバリュークリックとライセンス契約を結び、クリック保証型バナーの提供を始めます。

これが日本における歴史の始まりで、バリューコマースは日本を代表する最大級の規模のASPになっています。

日本国内での普及

国内で本格的にアフィリエイトが普及し始めたのは2000年以降で、ASPが続々誕生した黎明期でもあります。

A8で知られる株式会社ファンコミュニケーションズのASPは2000年、翌年の2001年にはLinkShareが三井物産と提携して、日本市場の参入を果たしました。

2001年はアクセストレードトラフィックゲートが誕生、2002年に電脳卸、2003年には一億人コム楽天も参入しています。

GoogleのAdSenseは2004年に提供開始なので、どちらかといえば後発組に入るわけです。

その後もリーフィやネットアライアンスにアドチャンプルと、ASPが次々に登場する時代を迎えました。

2002年前後はブログが認知されたり普及した時代でもあるので、このような変化も在宅副業の起爆剤になったと思われます。

歴史を紐解くと、まさに突如新しいビジネスが誕生してあっという間に世界規模で広がった、そういう見方をすることができます。

後発ながらもGoogleAdSenseは画期的で、コンテンツ連動型広告の先駆けとして、高クリック単価で話題となりました。

稼ぐ為にはテクニックが必要な時代に

2006年に入ると今度は情報商材が注目を集めますが、情報商材を中心に扱うインフォトップの登場が市場に衝撃を与えています。

ただ単に広告をブログに貼れば良い時代は終わり、セールスコピーなどの売るテクニックが求められるようになります。

情報商材を作って売る、いわゆるインフォプレナーというような起業家も生まれ、アフィリエイトは多様化を見せ始めました。

2007年はメールマガジンの年で、受け身で見込み顧客を待つ姿勢から、メールマガジンを使う積極的な囲い込みにシフトしました。

しばらくはこれらのやり方が通用していましたが、情報商材ビジネスが加熱した結果、リスティングやPPC広告の規制が厳しくなります。

Googleを始めとしたサービスの広告掲載審査も厳しさを増し、在宅副業は冬の時代を迎えています。

アフィリエイトで安定した収入を得ていた人も、この歴史の転換点ともいえる規制の影響を大きく受けて引退した人が少なくないです。

新たな手法が次々登場

PPC広告が下火になってからは、無料オファーやメールマガジンを使ったビジネスが流行り出します。

歴史でいえば2012年頃のことで、商材を無料化してサポート業務で利益を得たり、オファーを提供する代わりにメールアドレスを収集する在宅業務が普及しました。

メールマガジン専門のアフィリエイターも誕生しましたが、無料の情報で興味を引いて情報の提供を行い、最終的に商品販売に繋げる手法がメジャーになったのもこの頃です。

片手間で稼ぐのが難しくなって間もなく、アフィリエイターが企画を出したり宣伝する在宅副業が登場しました。

自身の価値やブランドを高めて魅力的に見せ、在宅副業で稼げる知識やコツを講座として提供するのが特徴です。

他にも、話題のキーワードを採り入れて検索に引っ掛かりやすくする、トレンドアフィリエイトが考案されています。

まとめ

歴史といえば検索サイトも年々変化しており、近年は特に単純なSEO対策だと集客するのが難しいです。

コンテンツマーケティングやコンテンツSEOの重要性が増していますから、中身のある情報の提供で利益を出すことが不可欠でしょう。

完全に初心者向けではなくなっていますが、逆に専門性が重要になっているからこそ、そこにビジネスチャンスがあるといえます。

まだまだチャンスはありますし、今後も新しい広告やビジネスが登場する可能性が高いので、今からでも参入を検討してみる余地はあります。