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アフィリエイト広告のバナーとテキスト広告の使い分け!どっちがクリックされる?


アフィリエイトで稼ぎたいという人はまず、ブログやWebサイトでアフィリエイトを試みる人が多いと思います。

そこである程度アクセス数が増えたり少しでも成果が出た人はもっと成果を上げたい!

と思うようになると思います。


とりあえず、ここまで来た人は見込みのある人です。

ほとんどの人はここまで来る前にやめてしまいますからね!


そこて本題ですが、タイトルにあるとおりバナー広告とテキスト広告どっちがクリックされる?

という疑問、昔から発信者の考えで色々なうんちくが語られています。

結局、使い分けで変わってきますので正しい結論は自己判断するしかないという結論になってしまいます。

そこでこのブログで実証実験してみました。


・バナー広告
・テキスト広告
・ボタンリンク

最近ちょくちょくみられるボタンリンクも含めて結果の詳細を記事にしました。

各ブログやWebサイトの目的や構成によって必ずしも同じ結果になるかどうかは分かりませんが、それなりに参考になるとは思います。

こんにちは、MIT-Marketing Labo管理人の@AcademyMit齊藤です。
バナー広告とテキスト広告の使い分けしてますか?どっちがクリックされる?
先日、下記のツイートをしました。

アフィリエイトの広告主の推奨


まず広告主の目的は、成約してほしいと思うからアフィリエイトの広告主になっています。

✅ ブランディング
✅ 成約

という事はバナー広告だろうがテキスト広告だろうが成約さえしてくれればどっちでもいいのかも知れません。


ブランディング


レビュー記事さえ書けば報酬だしますよ!

のキャンペーンなどでは、条件として必ずと言っていいほどバナーを数か所に貼る事が条件となっています。

これってバナーの方が成約しやすいという事?


と思うかも知れませんが、これは広告主の目的はブランディングです。

読者の目に触れさせるという狙いです。


ブランディング効果が狙いの場合はテキスト広告よりも断然、目に触れやすいため広告主として貼ってほしいのはバナー広告です。

もちろんそれが成約に繋がれば尚いいのですが、まずはブランディング効果ならバナー広告の方が効果があると言えます。


広告主は成約にならない限りお金を払う必要がない為、アフィリエイターがバンバンとバナー広告を貼る事を望んでいます。

成約

ブランディング効果ならバナー広告というのは、広告主の目線ですがアフィリエイターとしては広告主の商品をブランディングするのが目的ではありません。

あくまでその商品が売れなければ収入になりません。


むろん広告主としてもアフィリエイトという他力を使ってでも売り上げを増やしたいという目的はあります。

広告主側で用意しているランディングページはとても優れています。


その商品に興味のある人を誘導して来てくれさえすれば、後はランディングページに任せておけば一定の成果が出せます。

という事は単純にバナー広告とテキスト広告のクリック数が全てと判断して間違いないと定義出来ます。

バナー広告VSテキスト広告の実証実験


では実験結果ですが、3ヵ月分(成約は発生ベース)の結果です。

3つの収益記事とそれに対する各4つの集客記事での実験です。

この先に多少の変動はあるかも知れませんが、概ね結果は出たと判断しています。

✅ 集客記事
✅ 収益記事
✅ サイドバー
✅ 実証実験:まとめ

実証実験ですので、普段私もやらない様な邪道な事も含めてやってみました。

集客記事

ブログアフィリエイトで集客記事に広告貼るという行為は普通やりません。

貼らない方がいいと言うのは結果を見てもそれが証明されています。


☒ 記事へのアクセス数(3ヵ月合計)
☒ 12記事合計 47045PV

・クリック数 144
・成約数    1
・クリック数 223
・成約数    2
・クリック数 138
・成約数    1

クリック数は完全にテキスト広告が多く、バナー広告とボタンリンクは同じぐらいです。

成約数はクリック数に比例していると言ってもいいでしょう。


つまりクリック数の多いテキスト広告を使えば成約数が増えるといえます。

本来広告を貼らない集客記事に貼った事で4件成約しました。


当然、貼っていなければ0件です。

では集客記事にも広告を貼るべきかどうかは下記のまとめで判定します。

収益記事

一番注目すべきはここです。

収益記事はセールス記事ですのでここでのデータは最も重視するべき所です。


☒ 記事へのアクセス数(3ヵ月合計)
☒ 3記事合計 5110PV

・クリック数 421
・成約数       9
・クリック数 441
・成約数     11
・クリック数 450
・成約数     12

収益記事ではクリック数、成約数ともに差がないと言える結果になりました。

収益記事に辿り着く過程から考えれば興味のある人が来ている為、集客記事と比べてクリック数が圧倒的に多いのがわかります。

サイドバー

一部ページ以外基本固定で貼り付けでのアクセス数(3ヵ月合計)

サイドバーではボタンリンクはなし


☒合計 271045PV 

・クリック数 106
・成約数       1
・クリック数 38
・成約数     0

これだけのアクセス数でこのクリック数、成約数の低さは断トツです。

やはり検索流入がメインの為、ユーザーの目的と違う広告は無いに等しいどころか邪魔とも言えます。


仮にユーザーの目的にマッチしていても、ユーザーの興味は本文の記事にありサイドバーには気づきもしないケースもあるでしょう。

ましてや、スマホ表示の場合サイドバーはサイドに出ないで下に回ります。

なおさらクリックされにくくなるでしょう。


サイドバーには、バナー広告もテキスト広告も不要という判断でいいと思います。

実証実験:まとめ

基本的にテキストリンクの方がクリックは多いが、収益記事に限定すれば、ほぼ差が無いと言える結果になりました。

又、ここで重要なデータが確認出来ました。


実証実験の対象の3ヵ月

・集客記事12記事合計PV  47045
・クリック数        505

・収益記事 3記事合計PV   5110
・クリック数        1312

・クリック数合計      1817
・成約数合計         36 


実証実験の対象の3ヵ月

・集客記事12記事合計PV  36021
・クリック数          0

・収益記事 3記事合計PV   7610
・クリック数        2115

・クリック数合計      2115
・成約数合計         44 


実証実験の対象の3ヵ月間と対象前の3ヵ月間を比較すると、実証実験の対象前の方が、アクセスが1万以上も少ないのに成約数が多いという結果になりました。

アクセスの違いは単純にブログの成長中の違いですが、問題は成約数の違いです。


この原因は集客記事に広告を貼った為、本来の目的である収益記事に誘導している関連記事へのクリックがかなり減ったのが原因です。

調べると、集客記事での離脱率増加と広告先に行ってからの離脱率の高さです。


間違いいなく言える事は、収益記事経由での成約率が圧倒的に高いという事です。

集客記事で成約が4件ありましたが結果的に収益はマイナスと断定できます。

Googleアドセンスは例外


ついでにGoogleアドセンスの場合は何が違うかを試してみました。

使っている人はご存じだと思いますが、見た目はバナー広告とテキスト広告が自動表示されます。

✅ Googleアドセンスの魅力
✅ Googleアドセンスの結果
✅ 一定の収入になる

これは実験する前からある程度の予測はついていました。

Googleアドセンス魅力

ブログを始めた人の登竜門ともいえるGoogleアドセンス。

とても魅力的なサービスでクリックされた地点で収入が確定します。


そしてアフィリエイトのバナー広告やテキスト広告と違いよくクリックされます。

その理由はインタレストマッチ広告といってユーザーの興味にマッチしたものが表示されるからです。


例えばあなたが、スマホに関して検索したりその業界の公式ホームページなどを見た場合、しばらくの間どのホームページを見てもそれに興味があると判断されその関連の広告が表示されます。

ですからアフィリエイトのバナー広告とは別物と考えるべき広告です。

Googleアドセンスの結果

個別の記事ごとに測定するのは困難な為、ブログ全体での数字になります。


☒ Googleアドセンス

・3ヵ月合計PV数  345524
・合計クリック数   3363

金額はGoogleアドセンスの規約に引っかかると怖いので非公開とします。

一定の収入になる

上記の数字を見れば一定の収入になっている事は分かると思います。

アクセスさえ来れば収益も計算しやすくしかも安定しているのが魅力です。


しかしマイナス部分もあるという事は理解しておきましょう。


▶ 集客記事

集客の為、アクセスを集める為の記事ですから本来の目的は収益記事へつなぐ為の役割です。

アドセンス広告がある事で、クリックされると収益になりますが収益記事につながらず、本来得られる収益を失う可能性が出ます。


とは言えクリックで収益を得られるのは魅力です。

バランスよく貼る分には問題ないと思います。

貼り過ぎは集客記事としての機能が果たせなくなりますので注意!


収益記事

収益記事は収益を狙った記事ですので、他の物に目が行く様なものは出来る限り無くするのが理想です。

よってアドセンス広告は貼らない事です。


例えばレンタルサーバーの収益記事に誘導出来たのに、その人の好きな漫画の広告が出ていた場合、それをクリックして別サイトに行ってしまう可能性がありますよね!


そういう興味のある広告を狙って表示して来るのがGoogleアドセンスの優秀なところなのです。

よって収益記事には貼るな!です。


サイドバー

サイドバーに貼ったら基本的に全ページに表示されます。

ですのでそれなりにクリックされますが、表示回数の割には大したことありません。


マイナス点はやはりユーザーが脱線する事です。

マイナスの影響もあまりありませんがプラス要素も少ない為、不要と判断してもいいでしょう。

まとめ

バナー広告VSテキスト広告はテキスト広告の方がクリックされやすい!

但し、収益記事やキラーページ等では差が無いという結果になりました。

ユーザーが収益記事やキラーページに行く地点で興味があると言えるからでしょう。

よって

・興味がある人はどちらもクリックする。

・それ以外はテキスト広告の方がクリックされやすい。

という結果でした。

そして広告はよく考えて運用するべきで、貼らないよりは貼った方がいいという考えはNGです。

貼った方がマイナスになる事もあるという事を把握しておきましょう。