
中古ドメインを使用するとSEO対策において、大きなメリットがあると言われており、好んで中古ドメインを利用する人もたくさんおります。
新規ドメインではドメイン名も自分で選ぶ事が出来るのにも関わらず、あえて中古ドメインを導入するという事は、それ位メリットがあるという事なのでしょう。
しかし中古ドメインは過去のサイトのプラスのパワーを引き継ぎますが、過去のサイトのマイナスパワーも引き継ぎます。
中古ドメイン導入にあたっては当たりハズレもありますので、ある程度の調査が必要です。
私的には特別な利用用途でもない限り、中古ドメインはおすすめしません。
新規ドメインをおすすめします。
この記事では中古ドメイン導入にあたってのメリット・デメリットを解説してまいります。
#中古ドメイン
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中古ドメインを使うメリット・デメリット
メリット
・被リンクを引き継げる
・検索エンジンから評価が引き継げる
・早い段階で検索上位表示が可能
・更新料は新規ドメインと同額
デメリット
・過去の悪い部分も引き継ぐ
・良いドメインなのか見極める目が必要
・ドメイン代が高い
中古ドメインとは

中古ドメインとは、その名の通り中古のドメインで過去に誰かが使ったドメインで、それを手放したドメインが中古市場に出回る。
そして、それをほしい人が購入する。という流れで中古ドメインの市場が成り立っております。
車やバイクなどと違い、新品よりも中古の方が価格が高いのが中古ドメインの市場の特徴です。
金額的にはい1ドメイン数千円~数十万とレベルによって値段がついているように見受けられます。
例えば誰でも知っている「yahoo.co.jp」や「amazon.co.jp」のようなドメインが中古市場に出回ったりなんかしたら、数十万や数百万じゃすまない想像のつかないような金額になると思います。
むろん出回る事などあり得ないと思いますが・・・
中古ドメインを使うメリット
新品の方が安いのにわざわざ中古ドメインを使うメリットは何なのか?
それなりのメリットが無いと使わないですよね!
・被リンクを引き継げる
・検索エンジンから評価が引き継げる
・早い段階で検索上位表示が可能
・更新料は新規ドメインと同額
中古ドメインを使う最大のメリットは検索エンジンからの信頼がある事と同時にドメインパワーを引き継げるという事です。
ドメイン取得からの経過年数やバックリンクの数など、検索エンジンに高い評価を得られる要素を持ち合わせた状態のものを最初から使えます。
そうなると新規でドメインを取得したものより断然早く上位表示されます。
その為、短期的に集客したい場合には中古ドメインを使うメリットがあります。
中古ドメインの特性をよく知っているアフィリエイター達が、早い段階で利益を得る為、良いドメインを見つけて使う事もあります。
又、中古ドメイン購入時は高いんですが更新料は新規ドメインと同額です。
新規でWebサイトを作成した場合でも、新規ドメインと中古ドメインの決定的な違いはスタート時点です。
↓ ↓ ↓
Web上に公開
↓ ↓ ↓
3ヵ月~6ヵ月で上位表示
↓ ↓ ↓
Web上に公開
↓ ↓ ↓
1日~10日で上位表示
上記はあくまで例であってWebサイトの内容や品質によって一概には言えませんが、これ位スタート地点では差が出ます。
中古ドメインの過去の特徴を把握し有効活用
その中古ドメインが過去に評価されていた業種と同業種でサイトを運営すれば、より効果は高まります。
例えば
あなたは居酒屋のオーナーだとします。
そして居酒屋の情報発信するブログを作る為ドメインを取得したい
その場合は過去に他の居酒屋で使っていたドメインを中古ドメインとして購入する事が出来れば、より効果を発揮します。
中古ドメインを使うデメリット
中古ドメインを使うにあたってはメリットばかり見ていてはいけません。
中古ドメインは新品よりも高いのに、デメリットも潜んでおりますのでしっかり調べてから導入する必要があります。
そもそもなぜ中古ドメインが市場に出回るかという事を把握しておきましょう。
考えられる理由は4つ程
1、そのドメインで運営していた会社又は個人が廃業した
2、業種を変更してドメイン名がマッチしないから変更した
3、そのドメイン名が高値が付きそうな為、売却した
4、そのドメインでスパム行為と認定された為、ドメインを取り直した
上記をご覧になってすぐわかると思いますが、ハズレと言われる中古ドメインは4です。気を付けて下さい。
特に中古ドメインをよく使うアフィリエイター達は、いわばプロです。
プロがいいものを早く買い占めしてしまいますので、ババを引かされないようにする為には調査能力が必要になります。
プロでもババを引くことがあるくらいですので、きちんとデメリットを把握しリスクがあるという事を承知で利用する必要があります。
・過去のドメインの悪い部分も引き継いでしまう
・限定されたドメイン名のみで、その中からしか選べない
・良いドメインなのか見極める目が必要
・ドメイン代が高い
中古ドメインを使う最大のデメリットは遺産相続と一緒で、良い部分を引き継ぐと同時に悪い部分も引き継ぐという事です。
あなたの手に渡る前にスパム行為でGoogleからペナルティーを受けているものだったり、Googleアドセンスで規約違反をしてアドセンスNGのドメインなど
既にブラックリストに登録されているものが結構ありますので購入する前に、ある程度の調査が必要です。価格が高ければ高いほど見極める目が必要となります。
価格は新規ドメインと比べて格段に高く、ハズレをつかまされたら結構ショックも多きい事でしょう。
運悪くスパムドメインを購入してしまっても検索エンジンに申請して過去のペナルティーを解除する事が出来ます。
解除する事でそのドメインはリセットされます。よって新規ドメインと同じレベルになります。
検索エンジンに申請って、これって面倒ですよね!
しかも高い価格で購入したドメインが、新規ドメインと同じレベルになる訳ですから
わざわざ中古ドメインにした意味がなかったという結果もありえます。というよりもよくある事です。
中古ドメインの価格について
基本的にドメインパワーが高く品質がいい中古ドメインほど高額で取引されています。
もちろんハズレもあり、高額で買った中古ドメインでも結果的にクソレベルだった!という事もあります。
しかし良いドメインを手にしたい場合はリスクを覚悟で、やはり高額でも手を出すしかありません。
高額だから良いドメインと保証されている訳ではありませんが、高額=良いドメインの可能性は高いのも事実です。
逆に価格が安くても、結果的に良いドメインだったという事もたくさんありますが、中古ドメインの質を見極める能力が問われるでしょう。
短期的な効果以外は結果的には同じレベルに
私の知り合いでケータリングサービスの会社を経営している清水 貴史君という料理の腕はピカイチだが見た目が怖い武闘派の人がいるんですが、
例えば、
この清水 貴史君という人が運よく中古ドメインで
【yahoo.co.jp】
のドメインを購入出来たとします。
そしてこの【yahoo.co.jp】を個人ブログで
【清水貴史の武闘派日記】
という名称でブログ始めたとします。
このアドレスでですよ!
どうなると思いますか?大変な事になります。
並みいる有能ブロガーや大手企業の公式サイトをおさえて検索上位表示されてしまう可能性が高くなります!
この【清水貴史の武闘派日記】がですよ!
【清水貴史の武闘派日記】が上位表示されるのを誰が望んでいるんですか?
だいたい【清水貴史】って誰だよ!
って事になりますよね!
誰だかわからない人の武闘派日記なんて読みたい人なんかいません。
Googleは下記のようにWeb上で公開しております
Googleについて
Google の使命は、世界中の情報を整理し世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。現在、Google は、簡単な操作で数分の一秒の間に関連性の高い検索結果が得られる世界最大の無料検索エンジンとして広く評価を受けています。
Googleは有益なコンテンツを評価すると言ってましたけど、これって有益?Googleさん真っ青ですよね!
しかしGoogleはやはりこのような事態を許すほど無能ではありません。
最初は強大なドメインパワーの力で上位に表示はされるかも知れませんが、数か月以内で
【清水貴史の武闘派日記】
のふさわしい検索順位に落ち着きます。
要するに中古ドメインはスタート時点ではSEO的に有利である事に違いはありませんが、数か月以内にはそのドメインを使っているWebサイトのふさわしい評価になります。
※念の為、今回ネタにさせてもらった武闘派【清水 貴史君】のTwitterを貼っておきます。
株式会社Type-RR
— 闘う低温調理師 Wizard Papillon 清水 (@PartyMeisterT) September 21, 2019
Catering Yes RR & Mail Parson-RX
私の行なっている事業の一部です。
ポータルサイトをぶっ飛ばす。
宜しくお願い致します。
https://t.co/CbOAxqL7JQ
91歳で私は死ぬのか⁉️
— 闘う低温調理師 Wizard Papillon 清水 (@PartyMeisterT) February 22, 2020
150歳迄は今のまま生きたかった。
ピカチンキッドにお願いして、長生きしよう。
美味しいチーズを探しに行かなくては。
カモン、ブルーチーズ。 pic.twitter.com/MT0wX68GYc
まとめ
中古ドメインはスタート時点では有利
過去サイトのペナルティーなどハズレを引く覚悟も必要
対象の中古ドメインにおいて、過去サイトがどんなパフォーマンスであったかが中古ドメインのSEO効果を左右する事になります
最終的にはそのドメインを使っているWebサイトのふさわしい評価になる。
私的には特別な利用用途でもない限り、中古ドメインはおすすめしません。